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張東隆商事
/ ブランドについて
張東隆商行は、日本統治時代の台湾で最も広く知られた企業です。
創業者の張東青は若い頃、農業を営む傍ら農閑期に台北・永楽町(現在の迪化街)で露店を開き、やがて商人として商いを拡大しながら幅広い人脈を築いていきました。そして1903年に彼は兄弟たち、張東紅、張東栄、張東華と共に張東隆商行を立ち上げました。
初期の頃、張東隆商行は食品等の販売を中心とした商売をしていましたが、事業の拡大に伴い営業拠点を台北から台湾全土に拡大、その事業内容も貿易商社へと大きく変貌を遂げていきます。最盛期には日米の自動車、石油、ガソリン、機械油、砂糖、小麦粉、硫黄など、輸入・輸出共に幅広い商材を取り扱うに至りました。
長年にわたる努力の末、張一族は1930年に本社兼住宅として台北・太平町(現在の延平北路)に4階建ての洋館を建設します。当時台北市内で一番の高層建築であったこの建物は、 歴史的建造物として現在も当時の様子を偲ぶことができます。
21世紀以降には張東隆殖産株式会社と張東隆商事株式会社に改組、社名を変更しました。その後も張東隆グループは「顧客第一、薄利多売」というビジネス哲学を守り続けました。
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